この時間帯になるとテレビでは「~殺人事件、湯けむりの旅」みたいなのを再放送しています。
大体、刑事ではなく一般人(今日は渡辺えりこさん)が謎を解いていきます。
犯人の殺害トリックを暴く際に大体、なんか意外なところにヒントが隠されているものです。
主人公が自分で導くこともありますし、棚からぼたもち式に偶然得られるヒントもあります。
私の考える名探偵の条件は、これらのヒントに気付くことができるかどうか?だと思います。
普通の人なら見落としてしまいそうな小さな(大きな)メッセージをいかに犯人探しの証拠にできるか?これにかかっています。
この場合、大事なのはいかに中立の立場にいられるか?
犯人に猛烈に怒りを感じ、血眼になってヒントを探す。これでは冷静に状況を読み取ることはできず全然ダメです。
反対に被害者側に同情心を抱いてしまったら、被害者有利に事を進めてしまいかねません。
これは両方の場合に言えるのですが、最悪なのは証拠を捏造してしまうことです。
これだけはあってはなりません。
野球で守備についているときの選手の体勢は、右にも左にも上にも下にボールがきても的確に対処できるような体勢が一番良いとされています。どんなボールにも冷静沈着に対応できるのが名プレーヤーと言われます。
私もいつもそうでありたいと思っています。
遊ぶときも、仕事のときも。