ロングトレイル…。
鏑木毅のtarilrunningworld
私はこのレースは「旅」だと思うのです。
自然と自分の内面を見つめながら挑む旅だと思います。
過度に競走を意識せずに、マイペースでこの日のために用意してきた舞台を、応援に励まされながら辿って
頂ければと思います。
しかし自己の限界をしっかりと受け止め辞める勇気もこの山岳スポーツでは重要なことだと思います。
自分自身をしっかりと対峙しながら行けるところまで楽しんで頂ければと思います。
レースですから、どうしても競争意欲が湧き上がってしまいますが、それをやさしく諭すような鏑木さんの御言葉。
私もその通りと思う。
逆に『旅』だと思って走らないとゴールまで辿りつけないような気さえする。
「一人抜いた、二人に抜かれた…」そんな気持ちで走っていたら、まず心が死んでしまう。
心がしっかりと保てれば体は従順にそれについてくるんじゃないか…?それにはもちろん頑丈なハードとしての身体が必須要項である。
我々も皆さんの思いに叶う大会にしたいと思います。
きっと皆さん人生に大きな印象深い興奮の出来事になると思います。
「楽しむ勇気」で頑張ってください。
鏑木さんはこう結んでいる。
「楽しむ勇気」…素晴しい言葉だ。
STYの参加者が1200人…。
レースの勝者には当たり前だがなれない。
でも他の誰よりも楽しもうと思う。