最近、走る系の道具に不具合が多い。
ゲイターという靴の中に水やら小石やらが入らないようにする足につけるスパッツの様な物があるのだが一部が切れてしまい使い物にならなくなってしまった。
動いているそばからズルズルとずり落ちてきてしまう。
ハイドレーションシステムといって早い話が水を入れる丈夫なビニールの袋があるのですが、これに穴が空いてしまい水が漏れるようになってしまいました。
新しく買い直してしまえば、それまでであんまりおもしろくない。
お財布さんに相談しても彼は中々首を縦には振らない。
己で治すしかない。
ゲイターの方はメスとコッヘツと糸を用いた外科的処置が必要な状態でした。
おもむろに…切って突っ込んで引っ張って出して縫ってオペ終了。「汗!」。
ハイドレーションは単純にテーピングを施しました。
試しに水を入れてみましたがバッチリでした。ちょっと包んでもらいたいくらいの仕上がり!
ついでに他の部分も補強しておきました。
ゲイターの方はともかくハイドレーションシステムは言わばトレイルランナーにとって「命綱」なのであります。
これがなければどんな選手でも干からびてしまうのであります!
「道具は道具に非ず」とタイトルしましたが、命に係わる道具はもはや道具に非ず、自分の腕や脚と同じなのであります!
だから“道具を直す”ではなく“道具を治す”なのであります。