一般医療ニュース
「いびき軽減」根拠なし ピップなど3社に排除命令
2009年3月17日 提供:共同通信社
「科学的根拠はない」が「評判がある」というだけで販売を続けたそうです。
こういう商品は実質「科学的根拠(イビキを軽減することができる)」を価値として商品を売るわけです。タダで配ってる分には問題ないでしょうが、1500円で売っていれば犯罪になるわけです。
こういう問題を考える場合には
「プラセボ効果」を頭の片隅に置いて考えると腑に落ちます。
派手な広告、有名タレントを使ったCMなど全ては購買意欲を刺激するようにできていると同時にプラセボ効果にも働きかけています。
「絶対!治ります!」なんて言うと、公取委に血祭りに上げられますので巧みに巧みに言葉巧みに、まるで「巨人の星」の星明子さんが電柱の影から飛雄馬を見つめるように、みなさんの心の隙間に潜り込むのを狙っています(?)。
プラセボ効果自体を否定するわけではありません。むしろ積極的に利用すれば費用対効果は高いと思います。
しかし、上手に利用しないと反対の
「ノーシーボ効果」のスパイラルに自分でも気付かないうちにはまってしまいます。
物を売りたい人達はあの手この手であなたの財布を、金庫を狙っています。
「狙い撃ち」されないようにお気をつけあそばせ!!