リンク
→腰痛・スポーツ外傷なら開業35年・神保接骨院
→神保接骨院facebookページ →神保接骨院ツイッター ふじふじのトレイルの道もロードから♪ 畠山太輔の一字が万事 星名接骨院 管釣りとバイクとコブクロと ”No Fun No Gain!” チーランニング 新しい創傷治療 トリガーポイント研究所 Dog Ear takehitoのブログ MANUKE HAPE~皮膚考学研究所 Omake 廣新米穀~WANDERING VILLAGE~ Pas magazine 克灸しん道 SpectacleWonder 21th Legend 大工さんの嫁の日記 一 心 堂 治 療 室 福井県柔道 川口道場・志ノート フォロー中のブログ
心療整形外科 漢のブログ 山より道具 走る!飲む!読む! 魚沼の 食と情報 届けま... 「脳‐身体‐心」の治療室 Mepanna work... やまみちをはしる(あくま... 座敷わらしのひとりごと 森を翔ける! しばらくギリギリでいって... WAKA ~begin~ ちぇーさんの走ったり撮ったり 緑の中を駆けていく FoZZtone Off... トレイル大好き! 万盛庵通信 サイクルショップさとう As It Is ト... 家づくり、遊び、そして子... nao山に行く さきやま接骨院 崎山 浩平 ますけんの走る日記 SU magazine ... ランニングで変われるかも。 長野市 赤沼整骨院日記 茶房酒房響 きんちゃんのハム工房 ... きよしのこだわり日記 _ 有限会社 桐生工務店(A... 南魚沼サイクリング協会 カテゴリ
全体 ペインコーチングとは? ご挨拶 痛みとは… ヘルニアの方へ 薬について 現代医療について ぼやいてみる 健康いろは 子供記録 記録用記事 新潟県南魚沼の自然・畑 認知行動療法・心理学 うるおい治療について 走ることについて トリガーポイント! レースの為の忘備録 坂戸山スターへの道 腹筋÷部・活動報告 〇〇教室はじめました 以前の記事
2014年 12月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 more... 検索
記事ランキング
ブログジャンル
ライフログ
その他のジャンル
画像一覧
|
痛みシリーズと題して痛みの摩訶不思議を一緒にスタディーしましょう。
ここ二十年間における痛みの研究および臨床の進歩は三つの大きな流れに集約されます。 難しいですね…。わかりやすくしてみます。 ①「(痛み)刺激の量」=「(実際に感じる)痛みの強さ」ではない。 例えば、足の小指をタンスにぶつけた。あれは本当に痛い!この刺激を50とします。古い痛みの考え方であれば50の刺激は50のまま、脳まで伝達される。という考え方でしたが、新しい研究では小指から50で入力された刺激はまず、脊髄で調整(ゲートコントロール)され、さらに脳でも修飾(中枢性パターン生成理論)されるということがわかったのです。よって足の小指から入力された50の刺激は脳で感覚されるまでの途中で20になったり、80になったり修飾される可能性があることがわかりました。 ②麻薬性鎮痛剤の王者・モルヒネを感じる部分が脳の中に発見されたこと。そしてこの部分に結合する体内の物質が発見される。これをエンドルフィンと呼びます。一言でいいますと「人間は痛みを抑えるために自分の体の中で(痛み止め効果のある)麻薬を合成できる」ということです。 ③オペラント条件付け。 痛みを持っているだけでは痛みの患者さんとは呼べません。病院に通院するようになったり、家族や周囲の人に「痛い!」と訴え続けるなどの、いわゆる『痛み行動』を継続することで慢性痛患者になってしまいます。 患者さんであり続けること自体がオペラントを維持したり強化したりするのは痛みの刺激そのものよりも家族関係、夫婦関係、会社、医師患者関係、経済的状況に深い関わりがあると考えられています。 こうした痛み行動を減らし、患者さんを「痛みの患者さんであり続ける」というオペラントから開放し、QOLを回復させることが慢性痛の治療にとって急務ではないかと考えられます。 この三本柱が痛みの謎を少し解き明かしてくれます。最初に「幻肢痛」を紹介しながらこの三本柱に近づいてみましょう! 『幻肢痛』 腕や脚など失ってしまった部位についても脳の痛みを処理する部分は働いてしまいます。 現在では鏡を使ったリハビリなど様々な方法が症状の軽減に一役かっているようです。 この症例ではいかに脳に対するアプローチが重要なのか教えられます。 われわれは患者さんの患部や表情、その他諸々を視診なり触診をして診断~施術していくわけですが、この幻肢痛に関してはその主役ともなる患部が存在しないわけですから、アプローチの仕方が非常に狭まります。 普段、患部しか診ないで施術している人がいるとすれば、その時点でゲームオーバーなわけです。 (実際、接骨院レベルに幻肢痛の患者さんが来院されるとは思いませんが…) 確実に『目では見えない痛み』というのが存在することを証明してくれいます。 目で見える患部を使っての除痛は臨めないわけですから、その他の部分を刺激し脳に介入するしかありません。 裏を返せば患部があったとしても、その他の部分から脳に介入することは可能なのです。 腰を触らずとも腰痛はとれるだろうし、肩を触らずとも肩コリがとれるだろうし、膝を触らずとも膝の痛みがとれるだろう。 言うまでもありませんが、患部が存在するのであれば患部を診ることも大事なことと思います。 脳にいかにアプローチしていくか…?これが肝要!
by couching-of-pain
| 2011-05-18 09:28
| 痛みとは…
|
ファン申請 |
||