(2011/3/4の記事)
脊椎固定術を受けた慢性腰痛患者では予後が不良
2011/03/04(金)
CareNet.com
慢性腰痛の治療のために脊椎固定術を受けた患者は、非外科的治療を受けた患者に比べて永久(永続)的な身体障害に至る比率の高いことが、新しい研究で明らかにされた。
私は立場上もちろん理学療法の肩を持ちますし、脊椎固定術は不要だと思っています。
なのでこの記事を紹介するわけです。
しかし「脊椎固定術 予後良好」でGOOGLE検索してみると↓
MYMED
腰椎すべり症
手術の成績はおおむね良好である。しかし、固定術では隣接椎間に障害が生じやすい、インスツルメンテーションを併用すると手術合併症が多くなる、などの問題がある。一方、除圧術のみでは手術を行なった部位でのすべりの進行や狭窄の再発などの心配がある。
と、あります。
検索結果の1ページ目に真逆のことが書いてある記事がヒットしてしまいます。
これでは砂糖と塩を同時に舐めさせられているのと一緒です(?)。
ネットの世界というよりもメディアから発せられる情報の全てが、そいった矛盾をはらんでいます。
このブログもおかげ様で2年続いていますが整合性のない記事同士があるかもしれません(なるべくないようにはしていますが…)。
では、どうしたら良いのか…?
自分の頭を使って考えてください。
それが正解です。