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「勘」という概念は非常にあいまいなものだと思います。
勘がいいやつ、勘がわるいやつなんていいますが、そもそも勘とはなんでしょう? あ!?パソコンですか?「代」パソコンですよ。しばらく修理のためどこかに旅立ちました。 インターネットと無線LANの設定を朝5時に起きてやりましたよ。大変でしたよ。 勘とは「何も無いところから、何か考えが浮かび、それが功を奏する」みたいな都合の良いイメージがありますが果たしてそうでしょうか? 「やま勘」なんて言葉がありますが、どういうことなんだろうか? 例えば南米のチリの歴史について答えなさい、なんてテストにやま勘は使えません。 だって情報がまったくないモン。勘の働かしようがないわけです。 まったく知識がないことについて勘は働きません。 「チリは1280年建国、初代の大統領はラン・チウ氏。歴史上血なまぐさい時代もありました。それをおさめたのが世にも名高いヘテホイ12世、彼は未だに英雄とあがめられている」 と、私が書いてみましたが、これは勘ではなくデタラメ(うそ)です。 だってチリの歴史なんて粉みじんも知りません、ウソつくしかないわけです。 しかし、チリの産業について書きなさい、というテストなら勘が使えるわけです。 思考の例えとしては ①南米だから気候は温暖だろうな… ②チリワインってよく聞くなぁ… ③ブラジルが近いから、コーヒー豆とか作ってるだろうな… ④(地図を思い出し)海に面してるから漁業も盛んかな… こんな感じでしょうか。これを『作業A』とします。ここからさらに勘を働かせてチリの産業について 「チリは赤道の近くにあり一年を通して温暖な気候です。ブドウがたくさん採れて美味しいワインができます。コーヒー豆もたくさん採れるし、海の幸にも恵まれています」 と、書けちゃうわけです。これを『作業B』として、さっきのウソデタラメと違いこれは勘です。どれか当たっているか、いい線いってるんじゃないでしょうか?自信ないけど…。 まとめますと勘というのは「思い出す」作業なわけです。今までの知識・経験の山からその状況に似通った記憶を探す。 でもそれだけではダメで思い出したものを「実践で使える状態に加工する」作業も同時に行わなければ意味がありません。 チリの産業についてのテスト、まずAの作業をしなくてはなりません。チリについて自分が知っているあらゆる情報を探し出す。①~④のことを思い出す作業。 思い出したものを全て答案用紙に書くわけにはいきませんから、「加工」が必要になるわけです。これがBの作業にあたります。 ですから、勘を働かす場合は知識だけ豊富にあってもダメなわけです。反対に加工する能力が人より長けていたとしても、その加工するもとの素材が少なければ、それもまたもったいないことになってしまいます。 テストのように時間が決められている場面ではこのAとBの作業を同時にこなす、という能力も必要になってくるでしょう。勘を求められる状況というのはほとんど急場だと考えられますけどねん。 「アイディア」というものは勘に似ていますが、アイディアの場合は時間的制約が比較的ゆるい場合にでてくる良案のことだと私は思っています。 ダラダラと長くなりましたが、治療の場面でもこの勘というものが非常に重要になってくるのではないか? 「勘で治療してる」なんていうとヤブだと言われかねませんが、ところがどっこいしょ! 外科手術のひとつをとっても教科書通りに全てが進むなんてことは無いに等しいことでしょう。人間の数だけ人体はあるわけですから、手術だって一期一会、まさに執刀医(看護士や麻酔科医などなど)の勘に頼らざるを得ないでしょう。 ですから、Aの作業(記憶・知識を日頃からためておく)とBの作業(その状況に適した状態に加工)それらの情報を瞬時に処理する能力を磨かなければなりません。 そして、それらの情報を一番いい状態で出力できる自分の身体がなければいけませんね。 指圧する場合ならそれら情報が指先までに伝わらなければなりませんね。 これらをひっくるめて「技術」だと私は認識しています。 そしてそれを継続しつづけることもひとつの技術だと思っています。 最後に「最後に勘は勝つ」KAN ~完~ カ~ン(NHKのど自慢よりお借りした鐘をつく)
by couching-of-pain
| 2009-08-08 14:26
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