親の15%が幼児にサプリ 6割、栄養補給が目的 過剰摂取「有害の恐れ」
国立健康栄養研が初調査 『1』
m3.com 2009年7月6日 提供:共同通信社
幼稚園や保育所に通わせている保護者の15%が、ビタミンなど特定の成分を濃縮した健康食品のサプリメントを、子どもに与えていることが6日、国立健康・栄養研究所(東京)が初めて実施した調査で分かった。
保護者の6割は「栄養補給」が利用目的と回答。食生活に何らかの改善が必要と感じて、サプリに頼る実態が浮かんだ。
そうですね、これに関して言えばサプリメントの効果がどうだとか副作用がどうだとか言うつもりはありませんが、気になるのはサプリメントを継続的に飲むことで、ETC薬品、医師から処方された薬などに慣れてしまうことが恐いと私は考えます。
子供がサプリメントに慣れるというこは、その延長線上にある薬を飲むこと、あるいは投薬されることに抵抗がなくなってしまうことが懸念されます。
先程も書きましたがサプリメントの副作用について言及するつもりはありません。しかし、OTC医薬品及び医師から処方される薬には少なからず必ず副作用があります。
なるべく飲まないに越したことはありません。それが、心も体も未完成な子供であればなおさらです。
「薬で儲けてやろう!」という大人たちがこの世にたくさんいるわけです。
サプリメントはその撒き餌みたいなもののような気がします。
「振り込め詐欺」ならぬ「飲め飲め詐欺」にご注意。